貧栄養の保存溶液内で低温、高温に遭遇しながら、MOG-A1菌は嫌気状態の溶液の中で菌糸片、胞子が生き抜いていた。
 休眠、休止状態から栄養豊富なハイポネックス培地に注入されたことで目覚め、活性化して生育、繁殖を始めた。
 


 この試験によってMOG-A1菌は長期間貧栄養状態の嫌気状態の溶液の中で生存可能な菌であることが実証された。
 この試験によって、水田のワラの分解出来る技術を開発できる5.
 稲刈り前にMOG-A1菌散布を行なうことによって、藁の分解を進めることができる。
 
MOG-A1菌のSmartMax  GreatRay溶液での生存(保存)試験



    SmartMax  GreatRay溶液の常温での保存期間は使用する場合非常に重要である。
    木材腐朽菌は好気性菌であり、地上で生活している。
    嫌気状態のSmartMax  GreatRay溶液の中で長期間生存できる菌でなければ、液体状態で販売供給できない。
    更に、水田での使用に大きな制約(稲刈り後)が生まれる。
    水中で長期間生存可能な菌であれば、稲作における「湛水」基幹内でも、ドローンなどで散布可能になる。
    汚水処理にも使用可能になる。




供試材料

  MOG-A1菌の精製水懸濁液  右写真参照
  2018年2月6日作成
  これをペットル入れハウス内の明所に2018年11月28日まで放置。
  この期間の温度 最低温度 3℃ 最高温度45℃。
  6月から9月までの期間の最高気温は連日30℃以上。最高液温は40℃以上である。

試験方法
  ハイポネックス培地 オートクレイブ 培地。
  上記保存溶液を3cc 培地に注入。
  試験開始日  2018年11月28日
  培養温度 最低3℃ 最高15℃ 室内、静置培養。
  写真  2018年12月15日
著作権所有者 (有)最上蘭園
   著作権に関わる全ての行為を禁じます。
HOME         BACK

suma-to siken 329